庭のホテル東京の所在地である神田三崎町は、江戸時代には武家屋敷が多く立ち並んでいました。 庭のホテル東京では周辺の神保町、神田、本郷界隈に多く残る江戸時代から続く名所や、文化の香り漂うスポットを巡る「江戸まち歩き」ツアーを開催しています。 時には古地図を片手に、ホテルの周りをのんびりとおさんぽ。11月に開催される第23回のツアーでは、古く…
「着想のマエストロ 乾山見参!」をきもの姿で鑑賞しに行こう!
東京都港区 東京ミッドタウンのサントリー美術館で5月27日から開催中の「着想のマエストロ 乾山見参!」をご紹介します。 尾形乾山(おがたけんざん)〔のちに深省(しんせい)〕(1663〜1743)は、京都の裕福な呉服商「雁金屋」に生まれ、恵まれた文化的環境に育ちました。お兄さんは有名すぎる絵師、あの尾形光琳。若いうちから隠棲の志が強かった乾…
今年も国指定重要無形民俗文化財、相馬野馬追がやってきます
一千年有余年の歴史を誇る、国指定重要無形民俗文化財にもなっている相馬野馬追。 相馬野馬追執行委員会公式ページ 初日の宵祭りでは、出陣、総大将御迎、宵乗り、軍者会などが行われます。2日目の本祭りでは、総勢五百余騎によるお行列ののち勇壮な甲冑競馬が行われ、騎馬武者たちが疾風の如く駆け抜ける。 神旗争奪戦では、数百の騎馬武者が合戦さながらに御神…
根津美術館にて尾形光琳300年忌記念「燕子花と紅白梅」開催中
2015年は、享保元年(1716)に59歳で没した尾形光琳の300年忌。それを記念して、根津美術館が所蔵する「燕子花図屏風」とMOA美術館が所蔵する「紅白梅図屏風」、光琳が描いた2点の国宝の屏風を中心とする特別展が開催されています。 このふたつの屏風にもうかがわれる光琳のデザイン性にあらためて注目。光琳は、京都の高級呉服商を生家として美し…
シネマ歌舞伎に行ってみませんか?あの名作歌舞伎をお近くの映画館で。
シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという、松竹が開発した、映画とは全く異なる新しい映像作品。2005年に始まったシネマ歌舞伎は20作を超えるラインナップがあり、かつて公開した作品も、全国各地で再上映されます。 2015年1月17日に全国公開される『二人藤娘/日本振袖始』はシネマ歌舞伎の第21弾。…
絵画の中のきものを楽しむ「誰が袖図」コレクション展が根津美術館で開催
描かれたきものを楽しむ展覧会のご紹介です。 「これは誰の袖?」。そんな変わった名前で呼ばれる絵があります。衣桁や屏風にずらりと掛けられたたくさんの衣裳が描かれた「誰が袖図」。絵の中のきものを眺めて、着る人の面影等を想像しながら鑑賞するという、楽しみ方も風変わりな絵画。 本展では、華やかで、かつ少し謎めいた、所蔵3点の「誰が袖図屏風」を中心…
浮世絵界のトップランナー、歌川国貞展が浮世絵太田記念美術館で開催
歌川国貞は数万点の作品を残し、当代随一の人気を誇った江戸時代の浮世絵師。のちの三代目歌川豊国。22歳で浮世絵界にデビューしてから79歳で没するまでに生み出した作品の数は浮世絵師の中で最も多いと言われています。国貞は江戸で大人気の歌舞伎の舞台や吉原の遊女の姿を次々と描き、世に送り出しました。 大御所中の大御所である歌川国貞が亡くなってから今…
きもの割&プチギフトあり!「クールな男とおしゃれな女 ―絵の中のよそおい」展 山種美術館で開催中
「クール・ジャパン」が一つの流行語にもなりつつある昨今、流行がめまぐるしく移り変わるファッションの世界においても、日本人の美意識を活かした洋装や、伝統的な和装を楽しむ人が増えています。特に最近は、美術館が和服を着て出かける場所としても好まれ、美しい着物姿の来場者が増えているとのこと。 日本初の日本画専門美術館である山種美術館(東京都港区広…
NHK大河ドラマと連動の「軍師官兵衛」特別展開催。江戸東京博物館で
平成26年のNHK大河ドラマは黒田官兵衛の生涯を描いています。官兵衛は、戦国時代末期、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に重用されながらも、あり余る才能ゆえに警戒され恐れられた男であり、乱世を見事に生き抜くとともに福岡藩52万石の礎を築いた、稀代の天才軍師。 江戸東京博物館(東京都墨田区両国)で開催される、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛…
時にはきもののお勉強。京友禅の老舗・千總 村上哲次のきもの語り
きものは、素材・意匠・色・技法という4つの要素からなり、その一つ一つに歴史があり、深い意味が込められています。 「京友禅の老舗・千總 村上哲次のきもの語り」は季節や着る人、着ていく場所、相手に合わせて、もっときものを楽しむために、一枚のきものを読み解いていく講座です。 きものを着て楽しむのはもちろんのこと、時には座学できものに触れ、知識を…