東京国立近代美術館で開催中の「安田靫彦展」 歴史上の人物や場面を描いた名作の数々で知られる日本画家、安田靫彦(1884-1978)。東京日本橋に生まれ、14歳から画業ひとすじ、日本美術院の再興に参画し、中枢の一人として活躍しました。 名前や経歴よりも、代表的な作品を見たほうが安田靫彦のことがわかるかもしれません。美術の教科書のみならず、社…
春日部の大凧あげ祭り 2016
江戸川の河川敷で、毎年5月3日と5日に開催される、埼玉県春日部市の大凧あげ祭り。江戸時代の後期に由来を持つ、歴史のある凧あげのお祭りです。 大凧あげ祭りで揚げる凧は、和紙と竹で3ヶ月もかけて大凧文化保存会の会員の手で制作されます。大凧を揚げるのはなんと百数十人。江戸川の河川敷を埋める見物客は約10万人が見守る中、大凧が空へ舞い上がります。…
奥村土牛 〜画業ひとすじ100年のあゆみ〜展
奥村土牛は10代から絵筆を取り、38歳で院展初入選と遅咲きながらも40代で名声を高め、100歳を超えても制作に取り組んだ日本画の巨匠。 東京広尾の山種美術館で開催される、奥村土牛 〜画業ひとすじ100年のあゆみ〜展は、開館50周年記念特別展。日本屈指の土牛コレクションの中から名品を厳選して、一挙に公開します。初期から晩年の代表作までが一堂…
太田記念美術館で「歌川国貞 ~和の暮らし、和の着こなし。」展開催。
浮世絵の太田記念美術館で「歌川国貞 〜和の暮らし、和の着こなし」展が開催されます。 江戸っ子の暮らしを描いた第一人者・歌川国貞。美人画や役者絵で最多の制作数を誇り、北斎や広重、国芳さえも上回る人気絵師でした。 国貞の描く人々は、四季を愛でたり、料理を味わったり、楽器を奏でたり、猫を可愛がったり。江戸っ子の日々の暮らしを活き活きとしたヴィジ…
ぴあ日本酒フェスティバル2016 春酒祭
渋谷最大級の日本酒試飲会「ぴあ日本酒フェス」のお知らせです。 2015年の春と秋の2回開催され、好評だった、ぴあ日本酒フェスティバル。今年の春は渋谷で開催です。サブタイトルは「蔵元オススメの全国うまい!おつまみ大集合!!ベストペアリングはこれだ!!!」。お酒も大事ですが、おつまみも重要事項です。同イベントでは蔵元の日本酒をもっと美味しくい…
ダイナミックな舞台は必見!石見神楽東京公演
島根県を代表する伝統芸能、石見神楽の東京公演が開催されます。 島根県西部の石見(いわみ)地方で行われる秋祭りでは、各神社で夜を徹して神楽が奉納されます。最近では祭りの時期以外でも一年中神楽を見ることができるようになりました。 石見神楽は金糸・銀糸の刺繍をほどこした絢爛豪華な衣装に身を包み、時にゆったりと時に激しくダイナミックに奏でられるお…
小江戸・川越で「つるし雛 と おひなさま 展」
開催: 2016/01/29〜2016/03/08
着物の似合う街、小江戸川越で開催されているひなまつりをご紹介します。 江戸時代の面影を残す「時の鐘」や情緒あふれる蔵造りの町並みの「一番街」、風格あふれる寺院など見どころがたくさんの川越。毎年好評の「つるし雛展」が今年も開催されています。 展示会場は5か所、いずれも入場無料です。今回は、会場により【つるし雛】【パッチワーク】【おひなさま】…
鎌倉をきものでお散歩
古都、鎌倉をきもの姿でそぞろ歩いてみませんか? (公社)鎌倉市観光協会では、「着物の似合うまち鎌倉」企画のひとつとして、着物を着て鎌倉に訪れていただくと、協会会員店で特典を受けられるというサービスを実施中。 着物を持ってない!自分で着付けができない!という方でも大丈夫。着物レンタル(着付つき)&持ち込み着付サービスがありますよ。価格はレン…
国芳イズム―歌川国芳とその系脈 武蔵野の洋画家 悳俊彦コレクション
浮世絵研究家であり、洋画家である悳俊彦氏のコレクションと自身の油彩画を一緒に鑑賞できるイベントをご紹介します。 悳俊彦(いさお・としひこ/1935~)は風土会に所属する洋画家。透明感のある色彩で、開発で急激に消えてゆく武蔵野の自然を描き続けています。武蔵野の風景を一貫して描いていますが、空の色、空気感がとても印象的。 悳氏は画家でもありま…
『百段雛まつり』~みちのく雛紀行~ 2016
今年も目黒雅叙園での雛まつりが開催されます。 東京都指定有形文化財の「百段階段」で開催される「百段雛まつり」は、東京の早春の風物詩。開催が始まってから7年目となる今年は、岩手、宮城、福島の東北3県からみちのくのお雛さまが集まります。 日本の人形文化の最高峰である「お雛さま」を豪華な百段階段で鑑賞できる贅沢な機会が今年もやってまいりました。…