江戸に暮らす人々に愛された浮世絵。17世紀後半、浮世絵の祖とされる菱川師宣が活躍し始め、高い人気を得ました。 木版画として庶民に広まった浮世絵ですが、大量生産された木版画の他に肉筆画でも制作され、富裕層の需要にも応えていました。 いかにして浮世絵が生まれ、発展し、近代に至るまでの高い人気と需要を受け継いできたのか。本展では大英博物館、シカ…
赤穂義士祭（冬）泉岳寺 2015
泉岳寺に眠る赤穂四十七士の熱き思いが蘇る。 「忠臣蔵」としてさまざまな舞台やドラマで演じられてきた47人の赤穂義士。主君への忠誠を誓い、忠義を尽くして潔く散った姿は今なお多くの人の心を掴んで離しません。主君の仇敵、吉良上野介を討ち取った12月14日には全国各地で赤穂義士祭が開催されます。 四十七士の墓があることで知られる泉岳寺では、春と冬…
手から生み出される美の世界「手芸で作る美の世界 at 百段階段」
手芸は日本に古くから伝わる手づくりの文化。現代でもさまざまな技法や感性で多くの人に愛されています。SNSでも素敵な手芸作品をたくさん見かけますね。 目黒雅叙園の「百段階段」に現代の手芸作品たちが集まるイベント「手芸で作る美の世界 at 百段階段」。公益財団法人日本手芸普及協会の協力の下、伝統美香る文化財空間に、現代手芸作家の作品が散りばめ…
昭和のくらし博物館で特別展「南伸坊と昭和なねこ」展
昭和のくらし博物館は東京都大田区の住宅街にある小さな博物館。庶民住宅を中の家財道具ごと保存し、まるごと公開している博物館。ここで10月2日から開催されている特別展「南伸坊と昭和なねこ」展が、好評につき会期延長となっています。 本展はイラストレーター、装丁家としてご活躍中の南伸坊さんが、昭和の情感あふれる猫を描くイラスト展。南伸坊さんのイラ…
各時代の女性を彩った髪飾りの美術館「櫛かんざし美術館」
東京都青梅市にある「櫛かんざし美術館」は故 岡崎智予さんの40年にわたるコレクションをもとに展示を開始し、所蔵品は約4,000点。髪かざりの他に、衣装や装飾品、生活用品も多く展示しています。 日本女性の髪かざりは大きく分けて櫛（くし）、笄（こうがい）、簪（かんざし）とありますが、そのバリエーションは時代や身分によって多種多彩。 きもののヘ…
料亭で楽しむ江戸の手品「江戸手妻」
「手を稲妻のように素早く動かす」ことから名付けられた日本独自のマジック「江戸手妻（えどてづま）」。国の無形文化財に指定されています。文化文政期に隆盛を極め、歌舞伎にも引けをとらないほどの豪華な世界を見せて庶民を楽しませてきました。 料亭で江戸時代からの日本伝統の手品「江戸手妻」を楽しむイベントをご紹介します。 江戸の手品を披露するのは藤山…
歴史探索ツアー「江戸まち歩き」でのんびりおさんぽ
庭のホテル東京の所在地である神田三崎町は、江戸時代には武家屋敷が多く立ち並んでいました。 庭のホテル東京では周辺の神保町、神田、本郷界隈に多く残る江戸時代から続く名所や、文化の香り漂うスポットを巡る「江戸まち歩き」ツアーを開催しています。 時には古地図を片手に、ホテルの周りをのんびりとおさんぽ。11月に開催される第23回のツアーでは、古く…
きものでお得な展覧会「逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし」サントリー美術館で開催
久隅守景（くすみもりかげ）は、江戸時代初期の狩野派出身者のなかでも、とくに異色な経歴をもつ絵師。狩野派の流れを汲み、生前から画名は高く、作品も多く現存しているのですが、その生涯について詳しいことはわかっていません。 守景は有名な絵師、狩野探幽に師事し、門下の四天王と目されるほどの実力者。探幽の姪を娶り、二人の子どもを授かるも、娘は師匠であ…
きもの姿で鑑賞「琳派400年記念 琳派と秋の彩り」
2015年は琳派の祖といわれる本阿弥光悦が京都洛北の鷹峯に”芸術村”を開いてから400年の記念イヤー。あちこちで関連した展覧会やイベントが開催されています。 山種美術館では、琳派が描いてきた美の系譜の中でも秋の季節感を表した作品にフォーカスした展覧会を開催します。 本展では代表作や著名な作品をはじめとする優品を一堂…
日本橋できものイベントを満喫！「NIHONBASHI AUTUMN FESTIVAL 2015」が開催。
10/3（土）～11/3（火・祝）に、日本橋エリアで「NIHONBASHI AUTUMN FESTIVAL」が開催！期間中は日本橋らしい、和をテーマにしたイベントが盛りだくさんです。 中でも注目はきものでいっぱいのイベントが20日間に渡って開催される「TOKYO KIMONO WEEK 2015」。”背すじが伸びる日本に会える”をコンセプ…