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きっと一度は見たことがあるあの絵。「安田靫彦展」東京国立近代美術館で開催中

2016/4/21

イベント情報

東京国立近代美術館で開催中の「安田靫彦展」

歴史上の人物や場面を描いた名作の数々で知られる日本画家、安田靫彦(1884-1978)。東京日本橋に生まれ、14歳から画業ひとすじ、日本美術院の再興に参画し、中枢の一人として活躍しました。

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名前や経歴よりも、代表的な作品を見たほうが安田靫彦のことがわかるかもしれません。美術の教科書のみならず、社会科資料集や歴史の教科書にも度々登場した名作たちは、誰もが一度は目にしたことがあるはず。

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「美しい線」「澄んだ色彩」「無駄のない構図」。日本画に対して皆が抱くイメージは、すべて靫彦が作ったと行っても過言ではありません。靫彦は生涯をかけて歴史画に取り組み、誰も描かなかった主題に揺るぎない形を与え、古典の香り豊かに表現しました。

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同展では安田靫彦の本画、100点超が集結。安田靫彦の生み出した芸術の真髄を堪能できます。ヤマトタケル、ヤマトタケル、聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉、宮本武蔵など、時代のヒーローたち、王昭君、卑弥呼、額田王の美女、教科書でもおなじみの作品が並びます。

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古代、中世、近世の歴史人物たちがまとったファッションなどにもご注目。作品の制作時に参考とした古物、古器と照合できるものも多数あります。元ネタを探すのも楽しんでみては?

安田靫彦展

会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
会期:2016年3月23日(水)~2016年5月15日(日)
開館時間:10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで
休館日: 月曜(3/28、4/4、5/2は開館)
観覧料: 一般 1,400円、大学生 900円、高校生 400円、中学生以下無料