十四代 平戸悦山は平戸藩御用窯として代々献上陶磁器を作ってきた窯元「嘉久房窯(KAKUFUSA)」14代目窯主。食器類には窯の名(嘉久房:KAKUFUSA) を、 捻り物・一品物には作家名「平戸悦山」を入れ、白磁としての凛とした美しさの中に手に触れると人の手が作った独特の温かみのある作品を制作しています。
ミラノ万国博覧会が開催される今年。その遥か昔100年以上前にパリで行われた万博でお披露目し、ナポレオン后妃ウージェニーの目に留まった「舌出し三番叟」。彼女は近しい方へのお土産にと沢山購入されたと伝わっております。
この人形は猿が能楽の三番叟(さんばそう)を舞っている姿。磁器の置物のように見えますが、実は首が回るからくりが施されています。首を廻すと舌が出るその面白さと愛嬌、からくりを持ちながらも一体で焼かれている精巧さが好評を得て、大量に輸出されたそうです。
この人形の製法とともに一子相伝で一族にのみ伝えられてきた「土-ロクロ-細工-焼成」の技術を駆使し、現代の「用の美」を14代 平戸悦山が表現いたします。
古くから世界の貴族や王族たちを魅了してきた。こだわりの逸品をぜひご覧ください。
十四代 平戸悦山 KAKUFUSA 展
期間 6月24日(水)〜7月5日(日)
時間 10:30~18:30
料金 無料です。
場所 椿山荘東京 ホテル棟ロビー階(3F)アートギャラリー
イベント&アクティビティ イベントプラン アートギャラリー)十四代 平戸悦山 KAKUFUSA 展 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。