銀座四丁目の交差点、銀座のランドマークとして長きに渡って愛される和光本館。ハイクラスなプライベートブランドや腕時計、宝飾品、陶磁器、バッグなどの高級装飾品を扱い、著名人らが数多く訪れることでもよく知られています。
取扱商品の印象から、なかなか敷居の高そうな銀座和光ですが、和光本館最上階の6階にある和光ホールでは、入場無料で陶芸、絵画、書を始めとする美術工芸の展覧会やイベントを開催しています。
2018年4月6日から開催される展覧会「工芸・Kôgeiの創造-人間国宝展-」には、多彩な伝統工芸の最高峰である人間国宝による作品が集結します。同展には陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形の各分野で活躍する作家たち40名による数々の作品が出品されますが、力作の優品から生活の中で使用されることを目的としたものまで、バリエーション豊かな世界が広がります。
美術品として美しさを愛でるだけでなく、暮らしの中でどうやって使うか、どこに置いてみようか、などイメージしながら鑑賞すると、日本文化の中で長い時間をかけて発展してきた伝統工芸が、現代にまで続いている理由が見えてくるかもしれません。
近ごろ、世界からも熱い視線を集めている日本の伝統工芸。日本が世界に誇る伝統工芸の技を極めた、人間国宝の作家たちの作品を一堂に鑑賞することのできる貴重な機会。銀座和光に訪れる絶好のチャンスでもあります。
お近くにお出かけの際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。
工芸・Kôgeiの創造-人間国宝展-
会期:2018年4月6日(金) ~ 2018年4月22日(日)最終日は17:00まで
会場:和光本館(東京都中央区銀座4丁目5-11)
営業時間:10:30~19:00
入場料:無料
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