2017年8月29日〜東京都渋谷区広尾の山種美術館で開催中の「上村松園 ー美人画の精華ー」は、上村松園の美人画にフォーカスした展覧会。同館の所蔵する上村松園作品全18点が一挙に公開されるほか、さまざまな画家たちが描いた女性がテーマの作品らも同時に展示されます。
山種美術館の創立者で初代館長の山崎種二が松園と親しく交流したことから、同館には代表作の「蛍」、「砧」などをはじめとする18点の松園作品を所蔵され、日本屈指の上村松園コレクションとして知られています。
同展は、第1章 上村松園―珠玉の美、第2章 文学と歴史を彩った女性たち、第3章 舞妓と芸妓(まいことげいこ)、第4章 古今の美人―和装の粋・洋装の華の4つの章で構成されます。浮世絵から日本画に描かれた美人の、衣服、髪型などファッションに注目しながら名作をご堪能ください。
和装姿で来館すると入場料金の割引サービスもありますよ。9月26日からは展示作品を入れ替え、後期展示が開始されました。まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
上村松園―美人画の精華―
会期: 2017年8月29日(火)~10月22日(日)
*会期中、一部展示替えあり
会場: 山種美術館
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日
(但し、9/18(月)、10/9(月)は開館、9/19(火)、10/10(火)は休館)
入館料: 一般1000円(800円)・大高生800円(700)円・中学生以下無料