江戸時代に日本橋から京都をつなぐ東海道にあった53の宿場。東海道五十三次の起点、日本橋から数えて一番目の宿場町が「品川宿」 。しながわ宿場まつりは、品川の伝統と文化遺産を若い世代に伝えながら、地域の発展を目指すことを目的に1990年から始まりました。江戸時代から残る道で開催される、品川区内最大級のイベントです。
まつりでは、旧東海道北品川の八ツ山から南品川の青物横丁までの約2kmにわたって、おいらん道中、江戸風俗行列、交通安全パレードなどの行列が練り歩いたり、品川寺火渡り荒行、鉄砲隊など、品川宿中で催し物が満載。普段の品川とはちがう、宿場町の風情を楽しめます。
第27回目の開催となる、2017年のしながわ宿場まつりでは、和文化プレイスポットが開催されることとなりました。茶道や華道といった伝統的な和文化から、投扇興、手本引きなどの現在ではあまり知られていない遊びまで、和の雰囲気がたっぷりの催し物がいっぱい。和太鼓や三味線のライブは、会場の江戸風情をより一層盛り上げてくれます。
プログラム
- 茶道体験
- 華道体験
- 投扇興
- 東八拳
- ごいた
- 手本引き
- 和太鼓演奏
- 三味線演奏
※プログラムによって開催場所、時間、参加料が異なりますので、詳細はチラシをご確認ください。
秋の日の週末に、和文化をたっぷり楽しめるイベント。着物でのお出かけにはとってもいい季節です。お気に入りの着物をまとって、そぞろ歩いてみてはいかがでしょうか。