19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行。その大胆な構図と色使い、独特の装飾模様は西洋の美意識に根本的な変革をもたらし、ジャポニスムという現象が生まれました。
本展は、初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作「ラ・ジャポネーズ」をはじめ、ボストン美術館の所蔵品より厳選された絵画、版画、素描、写真、工芸など約150点を紹介します。西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸と出会い、何を学び取り入れ、新たな美を創造したのか、さまざまな確度から検証していきます。
いちばんの見どころは1年間の修復作業を終え、世界初公開される「ラ・ジャポネーズ」。印象派の巨匠クロード・モネの大作です。色鮮やかに甦った初期ジャポニスムを代表する傑作をご堪能ください。
大作が目玉の本展ですが、気軽に参加できる100円ワークショップも開催。
ウチワ・des・ジャポネズリー
日本の伝統的なモティーフをちりばめた、華麗なオリジナルうちわ作りを体験。[日時]会期中の毎週土曜日 13:00-15:00に随時受付。
ラ・ジャポネーズでハイ! ポーズ
再現された《ラ・ジャポネーズ》の着物を羽織って記念撮影!葉書サイズの写真を1枚撮影できます。[日時]8月中の毎週金曜日 13:00-15:00(随時受付)(着物は大人用、子ども用の2サイズあります)
展覧会をさらに楽しめるその他の関連企画も多数開催されますのでこちらも要チェックです。
本展のオリジナルグッズの1つ、奈良の老舗・中川政七のオリジナルふきんもとってもキュート!!会期中は会場でも購入できますが、前売り券とセットでも販売中です。限定2000枚とのことなのでお早めに♪お求めはこちらから。
西洋で受け入れられ融合した日本の美しいものたち。日本人とは異なる視点、発想、感性は日本人の私たちが見ても刺激的で感動的です。
ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展
東京展
会期:2014年6月28日(土)ー9月15日(月・祝)
会場:世田谷美術館
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(7月21日、9月15日は会館。7月22日(火)は休館)
お問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
主催:世田谷美術館、ボストン美術館、NHK、NHKプロモーション
公式HP:http://www.boston-japonisme.jp/
世田谷美術館