温かい日も増えて、桜の開花予想も気になる季節になってきました。東京・広尾の日本画専門美術館の山種美術館で「[企画展]桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―」が開催されています。
同展では山種美術館の所蔵するコレクションの中から、桜を描いた約60点の作品を厳選して展示しています。古来より日本人が桜を愛でてきたことは、数々の名作に描かれた桜を見れば一目瞭然。
名所の桜を描いた奥村土牛《醍醐》、《吉野》、東山魁夷《春静》。桜を愛でる人々を描いた狩野常信(かのうつねのぶ)《明皇花陣図》、上村松園《桜可里》。はらはらと散る桜を抒情たっぷりに描いた川合玉堂(かわいぎょくどう)《春風春水》、小茂田青樹(おもだせいじゅ)《春庭》。画家たちの個性豊かな作品がずらりと勢揃い。会期の前半は、本物の桜の開花にはまだ早い時期ですが、会場内では満開の桜を堪能できますね。
また、夜桜をテーマにした、風情あふれる展示にも注目。淡い月明かりに照らされてひっそりと咲く桜。幻想的な桜の姿を楽しんでみて下さい。
同展では、きもの姿で来館すると入館料が割引となりますので、ぜひ、お気に入りのきものを召してお出かけ下さい。
[企画展]桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―
会期:2018年3月10日(土)~5月6日(日)
会場:山種美術館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1000円(800円)・大高生800円(700円)・中学生以下無料
[お得な割引サービス]
きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
公式サイト:[企画展] 桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!― – 山種美術館