開館50周年となる山種美術館で、記念展の最後を飾る特別展「日本画の教科書 東京編 ー大観、春草から土牛、魁夷へー」が開催されます。前回開催された「京都編」に続く「東京編」の展覧会では、東京画壇の日本画家の作品たちが多数紹介されます。
東京画壇を代表する日本画家の作品が一堂に会する機会。作品保護のため、常設展示を行っていない山種美術館で、所蔵する名品が多数紹介されるのは、50周年記念ならでは。横山大観、菱田春草、川合玉堂、東山魁夷など、近代日本画壇を牽引した巨匠たちの作品がラインナップします。
日本画にあまり詳しくない、という方も馴染みのありそうな名作も登場。切手になった前田青邨《腑分》や教科書に掲載された小堀鞆音《那須宗隆射扇図》、松岡映丘《春光春衣》、安田靫彦《出陣の舞》、東山魁夷《年暮る》など、各作家の代表作といえる珠玉の作品約50点が展示されます。
また、同展では山種美術館の創立者・山崎種二と、彼が支援した日本画家たちとの交流についてもフォーカス。画家とコレクターの知られざるエピソードも紹介されるとのことです。
戦前・戦後を通して同時代の画家たちを支援しつつ交流を深めながら築かれたコレクションの数々と、その軌跡を体感してみてはいかがでしょうか。
【開館50周年記念特別展】 山種コレクション名品選Ⅳ
日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―
会期:2017年2月16日(木)~4月16日(日)
会場:山種美術館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(但し3/20は開館、3/21は休館)
入館料:一般 1,200円(1,000円)・大高生 900円(800円)・中学生以下無料
※カッコ内は前売り、団体料金
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きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
【開館50周年記念特別展】山種コレクション名品選Ⅳ 日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ― – 山種美術館