向島百花園は江戸時代後期、開園当初に約360本のウメが植えられ「新梅屋敷」と呼ばれて「梅の名所」として今日まで親しまれています。今春、梅の見ごろにあわせて、江戸の文化を体験する催しが行われています。
早春の向島百花園で、梅の香りと江戸の趣を楽しみながら、粋なひとときはいかがでしょう。
向島百花園「梅まつり」
開催期間:2014年2月8日(土)~3月9日(日)
開催時間:9:00~17:00※最終入園は16:30
会場 :向島百花園(東京都墨田区東向島三丁目)アクセス
入場料 :一般 150円 65歳以上70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料
問い合わせ先:向島百花園サービスセンター 電話:03-3611-8705
イベント詳細
(1)梅を詠む
日時:期間中毎日
場所:御成座敷前四阿
内容:梅を主題に詠んだ和歌・俳句を、当日ご来園の方から募集し、展示します。
(2)江戸を観る
①「江戸大道芸」 ※雨天中止
日時:2月16日(日)・3月1日(土) 各日11時30分・13時30分・15時(各回約30分)
場所:売店前広場
内容:南京玉すだれや独楽回し等の大道芸を披露します。
出演:浅草雑芸団
参加費:無料(入園料別途)
②「すずめ踊り」※雨天中止
日時:2月8日(土)、3月9日(日)各日13時30分・15時(各回約30分)
場所:売店前広場
内容:初代園主の佐原鞠塢出身の地、仙台が発祥で、墨田区ゆかりの浮世絵師、葛飾北斎が描いた「北斎漫画」にも登場している「すずめ踊り」を披露します。
出演:福来雀
参加費:無料(入園料別途)
●すずめ踊りとは
慶長8年(1603年)、仙台藩祖伊達正宗公の御前で大阪の堺からやってきた石工職人が、宴席にて即興で踊った踊りが始まりといわれています。踊る姿が餌をついばむ雀に似ていることなどから「すずめ踊り」と呼ばれています。
(3)梅を味わう(事前予約制・申込締切済み)
日時:2月22日(土)13時~15時30分
場所:御成座敷
内容:立春を迎え馥郁たる香りに包まれる向島百花園で、和菓子づくりを体験することができます(御一人様4個)。制作後には、自分でつくったお菓子を食べて楽しみます。※お茶付
講師:酒井哲治氏(東向島「菓子遍路一哲」店主)
費用:1,500円(入園料別途・事前振込)
定員:20名(事前予約制)