今年も目黒雅叙園での雛まつりが開催されます。
東京都指定有形文化財の「百段階段」で開催される「百段雛まつり」は、東京の早春の風物詩。開催が始まってから7年目となる今年は、岩手、宮城、福島の東北3県からみちのくのお雛さまが集まります。
日本の人形文化の最高峰である「お雛さま」を豪華な百段階段で鑑賞できる贅沢な機会が今年もやってまいりました。みどころはみちのく各地で花開いた雛文化。武家に伝わる豪奢な逸品から、庶民に愛された郷土玩具のお雛さままでバラエティ豊かに勢揃いです。
左から「南部藩20万石の城下町、盛岡」「平泉、藤原氏の源流の地、奥州」「歴史と文化の理想郷、花巻」
左から「伊達家縁の城下町、白石」「杜の都の城下町、仙台」「白壁の土蔵に囲まれた蔵の街、村田」
左から「芭蕉も尋ねた宿場町、須賀川」「幕末の歴史舞台、会津若松」「樹齢1000年の滝桜が咲き誇る山間の町、三春町」
会期後半は例年混みあうとのこと。ゆっくりと楽しむためには会期前半の鑑賞がおすすめですよ。
『百段雛まつり』～みちのく雛紀行～ 2016
会期：2016年1月22日（金）〜3月6日（日）
時間：10：00〜18：00（最終入館17：30）
会場：目黒雅叙園 「百段階段」
入場料：一般￥1,500（前売り￥1,200）学生￥800 小学生以下無料
