東京都青梅市にある「櫛かんざし美術館」は故 岡崎智予さんの40年にわたるコレクションをもとに展示を開始し、所蔵品は約4,000点。髪かざりの他に、衣装や装飾品、生活用品も多く展示しています。
日本女性の髪かざりは大きく分けて櫛(くし)、笄(こうがい)、簪(かんざし)とありますが、そのバリエーションは時代や身分によって多種多彩。
きもののヘアスタイルには欠かせない和の髪かざり。繊細で美しい装飾が施された髪かざりたちはヘアアクセサリーの域を超えて美術工芸品としても価値があります。展示内容には髪かざりだけでなく、時代によって変わっていった日本女性のヘアスタイルも展示されています。
現在開催中の特別展「筥迫展」では、尾形光琳が生涯一枚だけ作ったという貴重な櫛も展示。太夫さんの髪かざり一式や皇女和宮様衣装なども登場します。
美術館から臨む多摩川の景色はなかなかのもの。屋外の庭園も散策できます。近くには日本酒「澤乃井」の酒蔵がある「澤乃井園」もあり、酒蔵見学やきき酒、お食事やショッピングも楽しめますよ。
櫛かんざし美術館
開館時間:10:00-17:00(入館16:30まで)
入館料:一般600円 学生500円 小学生300円
休館日:月曜日定休(月曜日が祝日の場合火曜日)営業カレンダー
住所:東京都青梅市柚木町3-764-1
電話:0428-77-7051
アクセス:JR青梅線沢井駅下車 徒歩約10分
櫛かんざし美術館-kushikanzashi Museum|東京都青梅市(奥多摩)